中古マンションが売れない場合は?名古屋で不動産売却を行うポイント

公開日:2023/05/23

中古マンションを売りに出したら、すぐに買い手が見つかったというケースがある一方で、なぜかなかなか売れない…という時には必ず、売れない原因があります。すぐに売れやすく、高く売れるマンションとは、どんなマンションなのでしょうか。名古屋でできるだけ高く不動産を売りたいと考えている方はぜひ、本記事を参考にしてください。

中古マンションが売れない原因は?

購入した時は高かったマンション。中古とはいっても高く売れるかもしれない…と思って売りに出したけれど、全然売れないというケースは多いものです。

中古マンションはただ古いというだけでなく、さまざまな理由から、購入者に敬遠したくなる物件として認識されている可能性があります。

耐震性が低い

地震大国である日本に住む人の多くは、地震に耐える頑丈な家を求める傾向にあります。1982年より前に建てられたマンションは、旧耐震基準によって建てられているため、新しいマンションに比べ耐震性が低い可能性があります。

住宅ローンが組みにくい

住宅ローンは、購入する家やマンションを担保として住宅購入資金を融資してもらうものです。金融機関は、借主からのローンの返済が滞った際、住宅を売却することで資金を回収できます。

しかし、新築住宅の担保価値に比べ、中古住宅の担保価値は当然低いことから、希望する額を借りられないこともあるでしょう。

住宅ローン控除の対象から外れている

住宅ローン控除は、住宅ローンの残額に応じて所得税・住民税が控除される制度です。ローンを利用する場合にはぜひこの控除制度を利用したいと思うものですが、1982年より前に建てられたマンションには適応されません

控除の対象でないなら…と購入対象から外されてしまうこともあるでしょう。

高く売れる中古マンションの特徴

このように中古マンションは、購入者から見て不利な条件が多いのも事実です。しかし、古いから売れないというわけではありません。

では、中古であっても高く売れる、人気のあるマンションとはどんなものなのでしょうか。もし、次のようなマンションをお持ちなら、売却もスムーズに進むかもしれません。

交通の便がよい

マンションは戸建てに比べ、交通の便が重視されます。駅から近いほど需要が高く、逆に駅から遠いほど売れにくいといえるでしょう。また、居住用としてではなく投資用、エステやネイルといった個人サロンなどの商売用といった目的で買い求める人も多く、駅から近い物件は人気があります。

リノベーション済みである

マンションの外観は少し古いけれど、部屋はリノベーションされていて新築並みにきれい、という物件も増えています。新築よりも安く、きれいな部屋に住めることから、同じ古いマンションでもリノベーションされているか、いないかは大きな差になるでしょう。

マンション管理が行き届いている

古いマンションはどうしても劣化やマイナス面が目に入るものです。建物がメンテナンスされずにヒビが入っている、通路の蛍光灯が切れたままで薄暗い…なんてマンションには誰も住みたいとは思わないでしょう。

古くても、管理が行き届いているマンションは管理者がしっかりしている証明でもあります。トラブルにもきちんと対応してもらえそうなど、プラスの印象にもつながるでしょう。

中古マンションを売るためのコツ

では「マンションを売りに出したけれど、なかなか売れない」という時にはどう対処すべきなのでしょうか。とくに条件のよいマンションでなく、ほかの中古マンションに比べ売るには不利だと感じる場合には、対策が必要になるでしょう。

まずは値下げを行うことです。できるだけ高く売りたいという気持ちは誰にでもありますが、いつまでも高値を掲示して待っていても売れる可能性は低いでしょう。価格を相場よりも下げ、再度買い手からの反応を待ちましょう。

また、どうしても買い手がつかない場合には買い取ってもらうことも検討しましょう。仲介してもらって買い手を募るのではなく、不動産買取業者に直接売るという方法です。買取業者では、買い取った物件をリフォームし、転売することを目的とするため、古い物件でも買い取ってもらえることが多いでしょう。

さらに、不動産会社や販売方法の見直しもしましょう。媒介契約を結んだ途端に担当者の態度が変わった、連絡がまったくない、内覧が入らないといった場合、担当者に問題があることも考えられます。

物件は担当者による積極的な紹介や宣伝によって、情報が広まります。売れるはずの物件が、担当者の怠慢によって売れていないという可能性もあるため、担当者が信頼できないと感じた場合には、担当者の変更、または不動産会社自体を変更するようにしましょう。

また、物件の掲載サイトも担当者任せにすることなく、チェックするのも大切なことです。客観的に見て、買いたくなるような物件として紹介されているかを確認し、掲載写真が暗かったり、写りや印象がよくないと感じたりする時は遠慮なく申し出ましょう。

名古屋での不動産売却成功のポイント

名古屋は、人口の増加によるマンション需要の増加が続いている地域です。また2027年にリニア中央新幹線が品川・名古屋間に開通することから、今よりもさらに東京から名古屋へのアクセスがよくなり、名古屋にオフィスを構える企業が増えることが予想されます。

オフィスの増加に伴い名古屋に住む人も増加するため、住宅の需要も高まることでしょう。そこで、名古屋での不動産売却に成功するためのポイントをご紹介します。

名古屋で高く売れるのはこのエリア

自分の所有しているマンションが人気エリアであれば、相場よりも高額で売れることがあるので、把握しておくとよいでしょう。

まずは、オフィスが多い名古屋駅や、繁華街である地下鉄の栄駅周辺です。名古屋や栄を通る地下鉄東山線、名城線、桜通線の駅周辺も、通勤に便利で人気があります。

また、教育施設や文化施設が集まり、行政によって子どもの教育に適した環境づくりがされている、文教地区も人気が高い場所です。

本山から八事、塩釜口にかけて、また星ヶ丘駅周辺エリアは、治安がよく、静かな環境も魅力的な地域です。さらに、子育て環境でいえば公園や、庭園のある自然の多い中川区や千種区といったエリアも人気があります。

査定は複数の不動産会社に依頼する

物件の査定を依頼する場合には複数の不動産会社に依頼するようにしましょう。よい値がついたと思っても、相場以下ということもあります。

また、一括査定ができる便利なサイトもありますが、市場価格とは異なる高額査定を掲示して客を引く悪質なケースもみられますので、注意が必要です。

幅広い地域の物件を扱う会社よりも、名古屋の土地・物件に詳しい不動産会社を利用するのがおすすめです。

マンション売却が得意な会社に依頼する

不動産会社といってもさまざまな種類があり、不動産会社によっても得意・不得意があります。マンション売却を目的としているのに、戸建て売却が得意な不動産会社に依頼してしまうと、せっかく高く売れる可能性があったマンションも、安く売られてしまうこともあるでしょう。

チャンスを逃さないためにも、マンションの相場に詳しく、売却にも豊富な実績を持つ会社を選ぶようにしましょう。

まとめ

中古マンションは売れにくいというイメージがありますが、名古屋では需要が高く、とくに人気エリアにある物件はスムーズに買い手が決まる可能性があります。なかなか売れない時には原因を探りつつ、売却手段や売り込む方法を改善していく必要があるでしょう。

リニア中央新幹線の開業を控え、マンション需要の高まりも期待できる名古屋。近いうちに売却を検討している方は、査定を始めるなど準備を始めるのもよいでしょう。

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